こんにちは。
天音です。

大切な友人が天に召されてから1週間が経ちました。
ようやく涙も止まって。

ただ自分が思っていた以上に
ダメージが大きかったようで

いままで自分が築いてきたものが
すべて無意味に思えるような瞬間があったり
全部が透明になるような感覚があったりと

自分で自分を保つのが大変でした。

不思議なもので
もう意識がなくなった彼女に
顔を見て身体をさすって話しかけることしかできないのに

それだけでも彼女が生きていて
この世界に存在しているだけで
安心感のようなあたたかいものがあるのに

彼女が身体ごと
全部この世界からいなくなってしまうと

虚無感のようなものが覆いかぶさってきて
何も手につかないことが何度もありました。

生きているだけでいい。

それは自分のエゴかもしれないけれど
彼女を失ってようやく理解できたことでした。

生きているだけで、
存在するだけで、
与えることはできるのですね。

 

こんな腑抜け状態の私を
彼女は望んでいないだろうし

私は彼女と出会うことでできた貴重な経験を
未来につなげていかないとね。。。

 

今回、本当に不思議なことに
彼女が緩和ケアを受けるために転院した病院が
私のサロンのとなりにある病院でした。

3分歩けば病院に行ける状態だったので
2日に1度、亡くなる前の数日間は毎日顔を出すことができました。

彼女が亡くなる日の夕方、
ふと外を見ると夕日が真っ赤に見えて
その時に彼女の気配を感じました。

私は基本、
あんまり見えたり聞こえたりというのはないのだけど
そのときは彼女がそばにきたような気がして

「お別れを言いにきたのかな」と思って
彼女にお礼をつげました。

「ありがとう」って。

その日の夜に病院に行って
お母さんと2時間ぐらい話をして

ふと彼女の方に目を向けると
右の頭の方から白っぽい湯気のようなものが見えて
顔色がすうっと青白くなりました。

「アレ、なんか抜けた?」と思ったとき
ちょうど看護婦さんが部屋に入ってきて脈をとると脈が弱っていて
「ちょっと危ないかもしれません」と。

それから2時間後に彼女は静かに息を引き取りました。

連絡をもらって駆けつけたにもかかわらず
私は彼女を看取ることはできませんでした。

たった3分のところにいるのにね。
こんなことってあるんですね。

命の炎が小さくなっていくなっていく様子。
日に日に小さく硬くなっていく身体。
身体に触れても反応をしめさなくなっていく過程。
魂が抜けていく瞬間。

そういったことを
彼女は私に経験させてくれました。

亡くなる3日前ぐらいに会いに行ったとき
その時はまだ少しだけ意識があったみたいで

「天音さんきたよ、天音さんだよわかる?」って
お母さんが大きな声で呼んで、
私も彼女の名前を大きな声で呼ぶと

ニコって笑ってくれて。

「こんな表情したことなかったのに、奇跡だね」
ってお母さんと2人で泣いて。

その笑顔が
彼女の最後の意思表示でした。

 

 

私は彼女のことを
ほんの少しでも救えたのかな。

肉体は救えなかったけど
ほんの少しでも魂は救えたかな。

そんなことを何度も考えている間に
私がしたいことは
魂の救済なんだと気づき

そして、私自身も自分の魂を救いたくて
この仕事をしていることにも気づけました。

自分の魂にまっすぐに正直に
いまを生きる。

すべての人の願いだと思う。

だから私はそこに応えていけるように
これからも学んで練習して経験を重ねていきたいと思う。

ヒーラーの道は
ちょっとだけ険しくて歩きづらい。

でも自分が選んだ道だから
歩み続けていくね。

「天音さんならできるよー」と
彼女も天国から応援してくれる気がします。